私も、子どもの頃から、猫と一緒に暮らしたことがあります。
下校途中に、捨て猫を拾って家に連れ帰ったこともありました。
でも、どの子も、最期を看取ったことはないんです。
なぜなら、突然いなくなってしまったからです。
当時は、「猫を家の中だけで飼う」という考え方はないので、放し飼いです。
うちの猫は、好きな時に好きなところへ遊びに行っていました。
確かに、家に帰ってこない日もありましたが、2~3日中には必ず戻ってきました。
そのうち「猫ってそういう動物なんだな」と思い、心配しなくなりました。
でも、ある日から、姿を見かけなくなりました。
3日くらい出かけることはあったけど、さすがに5日を超えると「おかしい」と気付きました。
それから近所を探し回りましたが、手がかりも見つかりません。
寂しいし、信じられない気持ちでしたが、結局は諦めるしかありませんでした。
- 迷子で帰れなくなった?
- 家に不満があって出ていった?
- どこかで事故に遭った?
- ノラ猫と間違われて誰かが連れてった?
色々考えましたが、分かりません。
何にせよ、放し飼いにしていれば、猫は突然いなくなります。
前触れなんてありません。
「外で楽しそうに遊んでるなぁ」と微笑ましく見ている愛猫の姿が、最後の姿になるかもしれないんです。
ところで、ノラ猫の平均寿命は3~5年と言われています。
放し飼いの猫はもっと長いかもしれませんが、家の外には危険がいっぱいです。
でも、今は昔と違い、猫を家の中だけで飼う方法があります。
「大好きな猫と、ずっと一緒に暮らしたい」と考えるなら、猫を外に出さない飼い方がおすすめです。
最後に
猫を家の中だけで飼うと決めたら、そのための準備がいります。
家だけが、愛猫の縄張りで世界になるので、まず家を快適にすること。
そして、猫が間違って外に出ないようにすることです。