猫を家の中だけで飼っている場合は、脱走対策が重要です。
普段外に慣れていない子がいきなり出てしまうと、パニックを起こして事故に遭ったり、そのまま迷子になってしまうケースもあります。
最近では、車の事故や虐待、感染症などの予防の観点から、猫の室内飼いが推奨されているようです。
ですが、好奇心旺盛な猫ちゃんは一旦外に出たいと思うと、とことん試行錯誤をしますよね。
猫との知恵比べに奔走している飼い主さんも多いのではないでしょうか。
「換気中に猫が網戸を開けてしまった!」
つい油断していると、こんな事にもなりかねません。
そのため、暑い季節に入る前に是非窓からの脱走対策は済ませておきたいものです。
できるだけお金をかけずに脱走対策をしたい場合には、最近話題の100均グッズの手作り柵を使うのも一つの手です。
もっともメジャーな窓用脱走防止フェンスの材料
- つっぱり棒2本
- ワイヤーネット(メッシュパネルとも呼ばれる)
- 結束バンド
本当に最低限の窓用フェンスを手作りするなら、この3つのアイテムで用が足ります。
つっぱり棒をワイヤーネットの両端に結束バンドで固定して、窓枠に立てるのが一番メジャーな方法です。
しかし、ワイヤーネット1枚で窓全面を覆うと、隙間から手を入れて開け閉めするしかないので何かと不便になってしまいます。
そのため、ワイヤーネットを3枚以上のパーツに分けて、窓開閉用の小窓を作る方も少なくありません。
小窓を作った場合は、閉めた時にしっかり固定しておける工夫をしないと、猫の脱走ルートになってしまうので要注意です。
最後に
自作の猫フェンスは、コストを削ろうと思えばワンコインでも作れる点が一番のメリットだと思います。
ですが、簡易なフェンスは、体格の良い猫ちゃんが本気で出ようと頑張った時はちょっと不安です。
「猫の体当たりで支柱が歪んでしまった」というケースもあるのだとか。
究極の脱走予防策は窓を開けないことですが、暑いと換気もしたいのでそうもいきませんよね。
頻繁に開ける窓には、やはり市販の丈夫な猫フェンスを設置する方が安心できるでしょう。
予算の範囲内で探してみてはいかがでしょうか。