前回は、迷子の愛猫を探すための対策グッズ猫用発信機について紹介しました。
猫専用に作られた製品はもちろんですが、忘れ物防止タグを愛猫の追跡に応用することもできます。
そこで今回は、
猫がいなくなった時に追跡できる発信機
を2種類紹介します。
(※今回紹介する製品には、GPS機能はありません。
そのため、それ以外の方法で追跡する製品を紹介しています。)
猫発見器「Loc8tor(ロケーター)」
Loc8tor(ロケーター)は、イギリスのLoc8tor社製の猫発見ツールです。
世界中の雑誌、新聞、ラジオ、 テレビ番組などで取り上げられ、日本でも2016年の発売直後に楽天ランキングで1位になった人気製品です。
発信機タグと受信機がセットになった製品で、専用の無線電波を使って、半径122mの範囲まで猫の居場所を探すことができます。
発信機のタグは、あらかじめ受信機に登録してから猫の首輪に装着します。
タグは直径3cmで厚み0.7cm、重さ約7gなので、猫ちゃんの負担にならない小型です。
また、受信機には最大で4匹分が登録可能なので、多頭飼いしている場合でも使いやすいでしょう。
電池交換ツールが付いているので、自分で交換できて長く使えます。
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どうやって探すの?
探す時は、受信機のLEDランプで猫のいる大まかな方向を探ります。
普段外に出ない猫ちゃんだと、怯えて狭い場所に隠れていることも多いです。
Loc8torの受信機を操作すると、猫に装着したタグからアラーム音を鳴らすこともできるので、隠れている場所が分かります。
忘れ物防止タグ「MAMORIO(マモリオ)」
MAMORIO(マモリオ)は、鍵やスマホ、お財布などの置き忘れを防ぐ道具で、本来は猫などのペット用に作られたものではありません。
ですが、発信機タグと街中にあるMAMORIOスポット(約60m以内)がすれ違うと、スマホに現在地の通知が来ます。
そのため、タグを猫の首輪に付けておけば、もしもの時に捜索場所を絞ることができるのです。
MAMORIOを使うには、あらかじめ専用のアプリ(月額無料)をスマホにダウンロードし、発信機タグを登録しておく必要があります。
タグの大きさは縦35.5mm×横19mmで、厚さ3.5mm、重さはわずか3gという超軽量です。
電池交換は自分ではできませんが、1年間ほどもち、有償の交換サービスもあります。
どうやって探すの?
MAMORIOには、3つの機能があります。
上記のうち②と③の機能が、迷子になった愛猫を探す時に役立ちます。
「みんなでさがす」機能は、他にMAMORIOを使っている人が街にいることが前提になります。
すれ違った人には伝わらずタグの持ち主にだけ通知が行く仕組みなので、セキュリティ面の心配はありません。
また、MAMORIOスポットは、全国の公共交通機関やデパートなどの商業施設にあり、タグを感知するとスマホに現在地の通知が来る仕組みです。
リアルタイムではありませんが、猫ちゃんの最新の居場所と時間が分かるので、グッと探しやすくなるでしょう。
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まとめ:愛猫の居場所を探せる発信機
さいごに
猫ちゃんが迷子になった時に居場所を探るグッズを2つ紹介しました。
一番は脱走や迷子にさせないことですが、生活していると何が起きるか分かりません。
猫脱走防止柵などで予防をしつつ、こうしたグッズをうまく組み合わせて利用することが、大切な家族を守ることにつながります。
↓まずは、脱走させないための対策が必要です↓