前回は愛猫を危険な植物から守る方法について紹介しました。
一番簡単な方法は、家の中に植物を置かないことです。
とはいえ、「どうしても植物や花を飾るのを諦めきれない!」という人もいるかもしれません。
そこで今回は、安全に植物を飾る方法を紹介します。
↓↓前回の記事はこちら。↓↓
プリザーブドフラワーを飾る
プリザーブドフラワーとは、薬品で加工して長持ちするようにしたお花のことです。
お値段は高めですが、生のお花や植物のように、水や肥料をやる手間がいらないのが良いところですね。
ケースに入ったプリザーブドフラワーなら、猫ちゃんが触れてしまう心配はありません。
倒しても割れないように、アクリルなどのケースに入った物を選びましょう。
造花を飾る
本物のお花と比べると少し味気ないですが、中には本物と見間違えるくらいの造花もありますよね。
どうしてもお部屋に花を飾りたいなら、造花を飾るという手もあります。
ただ、猫が造花にじゃれついた時に、切れ端を飲み込んでしまう心配があります。
なので、基本的には、猫に届かない場所に置くようにしましょう。
安全と言われる植物を飾る
どうしても部屋に植物や花を飾りたい場合は、比較的安全だと言われているものを選びましょう。
比較的安全な植物や花
- パキラ
- ガジュマル
- サンスベリア
- モンステラ
- エバーフレッシュ
- シソ科(シソ、ミント、キャットニップなど)
- ラン科(オリヅルラン、コチョウランなど)
- サルビア
- レモングラス
- ガーベラ
- カモミール
- ナスタチウム(キンレンカ)
※猫にも個人差(個体差)があるので、この中の植物でも、食べると体調が悪くなることもあり得ます。
原則、猫ちゃんが触れられないように飾りましょう。
ミントなど、香りの強いものは猫が嫌うこともあります。
十分に注意してくださいね。
猫が植物を食べたがる時は?
猫は肉食動物なので、植物や野菜は食べ物ではありません。
でも、猫によってはじゃれるだけでなく、わざわざ植物を食べることもありますよね。
猫が草を食べるのには
- 毛玉を吐き出すため
- ストレス解消のため
- 何らかの栄養不足のため
- 癖になっているため
などの理由があると言います。
猫が草を食べたがるなら、ペットショップなどで売っている猫草(キャットグラス)を置くのも一つの方法です。
でも、やたらと草を食べさせるより、原因を改善してあげる方が大切だと思います。
- 毛玉を排泄できるエサに変える
- 猫に快適な環境かを見直す
- 栄養について獣医さんに相談してみる
などを行って、猫ちゃんの健康管理をしてくださいね。
まとめ:猫にも安全な植物の飾り方
- 割れないケース入りのプリザーブドフラワーを飾る
- 造花を猫の届かない場所に飾る
- 安全と言われる植物を飾る(個体差には注意)
最後に
「安全」だと言われている植物でも、(猫にとって)大量に食べれば、異変が起きます。
愛猫の健康が心配なら、やっぱり触れさせないのが一番です。
特に、仔猫のうちは好奇心で何でもかじっちゃうので、さらに注意が必要でしょう。