「愛猫が脱走!」効果的な捜索のポイント5つを紹介

「愛猫が脱走!」効果的な捜索のポイント5つを紹介


飼い猫は一緒に住む仲間であり大事な家族です。
そんな愛猫が万が一いなくなってしまったら、心配で堪りませんよね。
完全室内飼いで脱走してしまった場合なら、特にだと思います。

今回は、愛猫がいなくなった時に探す方法を5つのポイントで紹介します。
正に今飼い猫が脱走して慌てている方は、冷静になるためにまずは深呼吸して落ち着いてくださいね。

近所を探す(スピード勝負!)

持って行くもの

  • キャリーケース
  • バスタオル(大きい洗濯ネットも便利)
  • 普段のえさやおやつ、玩具

探す場所

  • いなくなった付近の建物の隙間
  • 路地裏
  • エアコンの室外ユニットの下 など

探す範囲

失踪した場所から半径約50~100m
(去勢・不妊の手術がまだなら、もっと移動するかも)

灯台下暗しの気持ちで、「まさかこんな所にいないよね」という先入観を持たずに探しましょう。
見つかった場合はまず落ち着いて、猫をなるべく刺激しないように気を付けます。
いきなり大声で呼んだり、駆け寄るのは厳禁です。
体を低くして反応を見ながらゆっくり近付き、普段のおやつやえさで近寄ってくるのを待ちます。

キャリーケースを開けてすぐに入れられるように用意し、警戒心が緩んでえさを食べている隙に、バスタオルでくるんで捕獲しケースに入れます。
捕まえる際にすごい剣幕で暴れる子もいるため、飼い主さんがケガしないように要注意です。

帰って来られるようにする 

帰って来られるようにする 


すぐに見つからない場合は、猫が自分で帰って来られる環境作りも大切です。

  • 入口を少し開けておく(防犯には注意)
  • 置き砂(家の外)
  • 置きえさ(家の中)

いつも使っている猫トイレの砂を家の外にまくことは、自分のニオイで安心させる効果や、家までの道しるべの効果があります。

えさは家の中の入り口近くに置きます。
えさを外に置くと、ノラ猫が集まってきてむしろ帰れなくなるケースもあり要注意です。

各所に連絡

自宅(または猫が失踪した場所)の地域を管轄する様々な機関へ「猫を探している」と連絡しておきます。

連絡する場所

  • 警察署
  • 交番
  • 保健所(動物愛護センター)
  • 役所(清掃局)
  • 動物病院
  • ペットショップ など

伝えること

  • 自分の連絡先
  • 猫の名前
  • 猫の見た目の特徴

捜索が長期戦になる場合は、1回だけでなく定期的に連絡して、保護されていないかを確認しましょう。

環境省のサイトから各自治体の保護動物情報を見ることができます。
(掲載されるまでに時間がかかる点には要注意です。)

⇒ 環境省のサイトへ

聞き込み・チラシ配り

聞き込み・チラシ配り


猫がいなくなった付近の一般の人から飼い猫の目撃情報を募ります。
これが決め手で猫と再会できた飼い主さんもいます。
近所の人に直接聞いても良いですし、チラシやポスターを作成して人が集まる場所に掲示したり置かせてもらうことも可能です。

チラシを置く場所の例

  • スーパー
  • コンビニ
  • 美容院
  • 郵便局
  • 動物病院
  • 公園の掲示板 など

チラシやポスターは猫の姿が誰にでも分かるように、カラーの写真をメインに猫の名前や特徴、自分の苗字と電話番号を掲載します。
トラブルの素になるため、フルネームや住所など、詳しい個人情報は載せないようにしましょう。

⇒ 有料で迷子ペットのポスター作成を依頼できる業者も存在します。

専門家に頼る

最終的にはお金を払ってペット探しの得意な探偵に捜索を依頼することもできます。
捜索を誰かに依頼する場合も、失踪後の早い段階で頼む方が見つかりやすいです。
実績のある業者に依頼することが大切です。

まとめ:迷子猫の探し方のポイント

  • 近所を速やかに探す
  • 帰って来られる環境作りをする
  • 各所へ連絡・聞き込みをする
  • チラシ配りをする
  • 捜索の専門家に頼る

最後に

今現在、愛猫が迷子になっている飼い主さんは、とても不安な時間を過ごしていると思います。
ですが、脱走した猫ちゃんが熱心な捜索の末に帰ってきたケースはいくつもあるので、きっと再会できると信じて探してくださいね。

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