キッチンには猫にとって危険な物がたくさんあります。
洗剤や包丁などの鋭利な物、猫には有害な食べ物、火の元など、挙げればキリがないほどです。
危険な物はなるべく置いておかないのがベストですが、完全に排除するのは難しいでしょう。
棚にしまっても器用に引っ張り出してしまう猫ちゃんもいるので、外出中は特に心配だと思います。
中毒やケガなどの事故を防ぐには、脱走防止柵を利用して入れないようにするのが効果的です。
ここでは、
キッチンに猫脱走防止柵を取り付ける際に気を付けること
を紹介します。
設備の邪魔にならないか
特にリビングとキッチンが一体化している構造の場合、どこで区切るかは悩むところです。
キッチンの出入り口付近に給湯器や電気のスイッチ、インターホンのモニターなどが付いている家もありますので、そうした設備からは距離を取って取り付けましょう。
また、ドア式のフェンスの場合、開閉時に天井の照明器具とぶつからないか想定して設置します。
開閉がしやすいか
既製の脱走防止柵は出入り口がさほど広くないので、開閉しにくい場所にむりやり取り付けると、通るのが余計大変になってしまいます。
猫が入れないことも大事ですが、飼い主さん自身も外に出にくくなったり家具を傷付けてしまうのでは何かと不便です。
キッチンには食器などの物を持って出入りすることも多いので、自分の入りやすさを妥協すべきではありません。
- ドアや柵の開閉に支障はないか
- 柵を開ける時にぶつかったりしない
を想定しながら設置場所を検討しましょう。
猫が隙間から通り抜けできないか
キッチンに脱走防止柵を付ける目的は、
猫がキッチンに入れないようにすること
です。
柵と設置場所との隙間から抜けられては意味がなくなってしまうため、柵の上下左右をしっかり確認しましょう。
設置後に、柵の向こう側にお気に入りのおもちゃか食べ物を置いてテストするのがおすすめです。
また、周囲に登れるような物があると柵を乗り越えやすくなりますので、家具の配置にも要注意です。
まとめ:キッチンに猫脱走防止柵を設置する時の注意点
- 上下左右から通り抜けできないか
- 設備の邪魔にならないか
- 開閉に支障はないか
特に、キッチンは個性的な構造のものも多いので、しっかりと寸法を測ってから注文しましょう。