「留守中に飼い猫がさびしそうなので、仲間を作ってあげたい!」
と考えている飼い主さんもいるかと思います。
でも、猫にも相性があり、みんなが仲良くできる訳ではないので注意が必要です。
いざ迎え入れてから「やっぱり合わなかった…」となると後々大変です。
そこで今回は、猫同士の
相性が良いコンビ・悪いコンビ
の、一般的な例を紹介します。
「相性が良い」とされているのは?
一般的に相性が良いと言われているのは、以下3つのコンビです。
仔猫同士
猫を多頭飼いする場合は、先輩も新入りも若いほど慣れやすいと言われています。
成長と共に縄張り意識が増し、他の猫を受け入れにくくなるからです。
年を取るごとに新しい環境に馴染みにくくなるのは、人間と似ていますね。
お互いが生後6ヶ月未満くらいであれば、比較的馴染みやすいでしょう。
成猫のオスとメス
オスとメスのコンビは、仲良くしやすい組み合わせです。
しかし、望まぬ妊娠を防ぐためには、あらかじめ去勢・不妊手術を済ませておくのが望ましいです。
動物保護団体主催の譲渡会では、先住猫ちゃんが手術済みでないと譲ってもらえない場合もあります。
成猫のメス同士
メス猫はオスと比べて縄張り意識が低いため、馴染みやすいと言われています。
親子や姉妹など、家族関係にあるメス猫同士であれば特に相性が良いようです。
「合わない」とされているのは?
一般的に相性が悪いとされているのは、次のコンビです。
年寄り猫と仔猫
性別に関わらず、年寄りの猫と仔猫のコンビは、避けるべき組み合わせだと言われています。
仔猫が元気に鳴き遊びまわっていると、落ち着いた高齢猫にとってはストレスになってしまうためです。
また、室内飼いで他の猫と関わらずに暮らしてきた猫の場合は、年を取れば取るほど仲間の受け入れが難しくなります。
オス猫同士
縄張り意識が強くて単独行動を好むオス猫同士は、特に要注意な組み合わせです。
まとめ:猫の相性の良し悪し一覧
相性が良いコンビ | 相性が悪いコンビ |
---|---|
仔猫同士 (生後6ヶ月未満くらい) | 年寄り猫と仔猫 |
成猫のメスとオス (不妊・去勢手術済みが望ましい) | オス猫同士 |
成猫のメス同士 |
さいごに
今回は性別や年齢での相性を紹介しましたが、猫の種類や元々の性格によっても相性の良し悪しがあります。
多頭飼いを検討中の方は、新しい猫ちゃんを引き受ける際にお互いの相性を考えてあげるのがおすすめです。
また、相性だけでなく、対面のさせ方や飼い主さんの対応によっても慣れる早さは変わってきます。
なるべくストレスが溜まらないように自由に動ける空間を確保することや、飼い主さんがどの猫ちゃんとも十分に遊んであげることが大切です。