前回は、猫にケージを使う目的や用途を紹介しました。
ケージは便利で役に立つ場合もありますが、使い方によっては愛猫を不幸にするでしょう。
そこで今回は、
猫にケージを使う際に気を付けたいこと
を紹介します。
猫用ケージの注意点は主に2つ
猫にケージを使う際には、
- 清潔を保つ
- 閉じ込めたままにしない
の2点には特に気を付けたいものです。
猫は狭い場所が好きですが、それも自由に動き回れるスペースがあることが前提です。
ケージの広さにもよりますが、動きが制限されることで、運動不足やストレスを溜める原因になってしまいます。
扉が開いていて出入り自由な状態なら問題ありませんが、閉じ込めた状態が続くと病気にかかるおそれもあります。
そのため、飼い主さんがいる時は好きにさせてあげたいものです。
また、猫はキレイ好きなので、ケージ内が汚れているのもストレスになります。
特にトイレを置いている場合はまめに掃除をし、いつも清潔な状態にしてあげましょう。
さいごに
猫が大人になるほど、ケージに慣れるまでの時間はかかると言われています。
また、大人になった猫は、既に家の中全体を縄張りだと意識しているものです。
ケージの使用は料理中などの限定したシーンにとどめ、ストレスサインを見逃さないことが大切です。
反対に生後2~3ヶ月までの仔猫の場合は、家の中で放し飼いにすることで、見てないところで事故が起きる可能性があります。
そのため、ケージ内の方が安全に育てられるでしょう。
また、ケージの素材や形状、大きさ、内部に置く物の配置にも気を配りたいものです。